カーテン・レースだけじゃない!窓辺を彩るおしゃれアイデア5選
部屋の模様替えやリフォームを考える際、窓周りの装飾は部屋全体の印象を大きく左右する要素です。
カーテンだけでなく、多様な窓装飾アイテムを知ることで、よりおしゃれで機能的な空間を実現できます。
この記事では、カーテン以外の様々な窓装飾アイテムの種類や特徴、目的や窓のタイプに合わせた選び方、そして費用について詳しくご紹介します。
窓周りのアイテムを選ぶ前に
窓の周りを飾るアイテムを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。まず、窓の装飾が持つ役割を理解し、次に、どのような選択肢があるのかを知ることが、理想の空間づくりへの第一歩となるでしょう。
ここでは、窓の装飾を選ぶ前に考慮すべき基本的な事項について掘り下げていきます。
窓装飾の役割
窓周りの装飾には、カーテン以外にも様々な選択肢があります。代表的なものとしては、スラットの角度を調節して光の量を調整できるブラインドや、一枚の布をスクリーン状に昇降させるロールスクリーンがあります。
また、布を蛇腹状に折りたたみながら昇降するシェードは、生地のデザインを楽しめるのが特徴です。和室には、障子のようなプリーツスクリーンや、断熱性の高いハニカムスクリーンも適しています。
さらに手軽なものでは、のれんや、おしゃれな布を窓辺に飾る方法、窓ガラスに直接貼るシートなどもあり、それぞれのアイテムが持つ独自の機能やデザインを理解することで、部屋の雰囲気や目的に合わせた最適な窓装飾を見つけることができるでしょう。
カーテン以外の窓装飾アイテム
カーテン以外の窓装飾アイテムは多岐にわたり、それぞれが異なる特徴と魅力を持っています。ここからは、具体的なアイテムの種類とその特徴について詳しく見ていきましょう。
ロールスクリーン
ロールスクリーンは、一枚の布を巻き上げて開閉するシンプルな構造の窓装飾アイテムです。閉めた時はフラットな状態になるため、窓周りがすっきりと見えます。
コンパクトに収まるため、小窓やスリット窓にも適しています。生地の色や柄の種類が豊富で、遮光やUVカットなどの機能を持つものもあります。
操作方法はチェーン式やプルコード式などがあり、最近では電動タイプも登場しています。リビングや寝室はもちろん、耐水性のあるタイプはキッチンや浴室など水回りにも使用可能です。
ブラインド
ブラインドは、水平または垂直のスラット(羽根)の角度を変えることで光の量や視線を調節できる窓装飾です。素材にはアルミ、布製、木製などがあります。
特に木製のブラインド、ウッドブラインドは、天然木ならではの質感と温かみがあり、落ち着いたおしゃれな空間を演出できます。木製ブラインドはスラット幅も選べ、幅広のスラットはより重厚感のある印象を与えます。
水平型ブラインドは上下に昇降し、垂直型ブラインド(バーチカルブラインド)は左右に開閉します。耐水性の高いアルミブラインドはキッチンや浴室に適しており、遮熱機能を持つものもあります。
シェード
シェードは、一枚の布をコードなどで昇降させ、布をたたみながら開閉する窓装飾です。カーテンと同じ生地で作成できるものもあり、ドレープカーテンのようなウェーブがなく、フラットですっきりとした見た目が特徴です。
生地をたたみ上げた時にできる重なりが、窓辺に柔らかい雰囲気を与えます。デザイン性が高く、様々なスタイルの生地を選べるため、部屋の雰囲気に合わせたコーディネートが楽しめます。
遮光生地とレース生地を組み合わせたダブルシェードもあり、光の調節やプライバシー保護に役立ちます。
プリーツスクリーン
プリーツスクリーンは、プリーツ加工された生地を蛇腹状に折りたたみながら昇降させる窓装飾です。
和紙のような風合いを持つ生地もあり、和室によく合います。障子のように柔らかな光を取り入れつつ、視線を遮ることができます。
一台で厚地と薄地の生地を組み合わせたツインタイプもあり、調光やプライバシーの確保を自在に行えます。障子のような見た目ながら、耐久性が高く張り替えが不要な点がメリットです。
ハニカムスクリーン
ハニカムスクリーンは、断面が蜂の巣(ハニカム)のような六角形になっている二重構造のスクリーンです。
このハニカム構造が空気層を作ることで、高い断熱性と保温効果を発揮します。冬は室内の暖気を逃がしにくく、夏は外からの熱の侵入を抑えるため、冷暖房効率を高めるのに有効です。
プリーツスクリーンと同様に上下に昇降して開閉し、厚地と薄地を組み合わせたツインタイプもあります。特に寝室の窓など、断熱性を重視したい場所におすすめです。
二重窓の内側に設置することで、さらに断熱効果を高めることも可能です。
のれんや布
のれんやおしゃれな布を窓辺に飾るのも、カーテンの代わりになる手軽な方法です。
のれんは、空間をゆるやかに間仕切りつつ、風通しを確保したい場合にも適しています。様々なデザインののれんがあり、和風だけでなくモダンな空間にも馴染むものがあります。
余りものの布を活用すれば、費用を抑えて窓辺を飾ることも可能です。突っ張り棒を使えば、賃貸物件でも壁を傷つけずに簡単に取り付けられます。
一時的な目隠しや、部屋のアクセントとして布を用いることで、おしゃれな雰囲気を演出できます。
窓ガラスシート
窓ガラスに直接貼るシートやシールも、カーテンの代わりになる便利なアイテムです。
視線を遮る目隠し効果のあるものや、日差しを和らげる効果のあるもの、デザイン性の高いものなど様々な種類があります。
水で貼るタイプなら、賃貸でも跡を残さずに剥がせるため安心して使用できます。玄関やバスルームなどプライバシーを重視したい場所や、リビングの下半分だけ貼って視線を遮りつつ光を取り入れるなど、用途に合わせて使い分けが可能です。
キッチンの小窓にデザイン性のあるシートを貼って、アクセントにするのもおしゃれです。
目的別おすすめアイテム
窓装飾を選ぶ際には、単にデザインだけでなく、どのような目的で設置したいのかを明確にすることが重要です。ここでは、様々な目的に合わせたおすすめの窓装飾アイテムをご紹介し、それぞれの部屋に最適な選び方のヒントをお伝えします。
光の調節や視線対策
日中の強い日差しを和らげたり、外部からの視線を遮ってプライバシーを確保したりすることは、快適な室内環境のために重要です。
光を細かく調節したい場合には、ブラインドが有効です。スラットの角度を変えることで、入ってくる光の量や視線の遮り具合を自在にコントロールできます。
完全に光を遮断したい場合は、遮光性の高いロールスクリーンやシェードが適しています。
これらは生地の種類によって遮光等級を選べるため、寝室など光を遮りたい部屋におすすめです。また、レース生地と組み合わせたダブルタイプのシェードやプリーツスクリーンなら、昼間はレースで光を取り入れつつ視線を遮り、夜は厚地でしっかりと目隠しすることが可能です。
窓ガラスに貼る目隠しシートも、手軽な視線対策として有効です。
断熱・保温
窓は家の中で熱の出入りが大きい場所の一つです。窓装飾を工夫することで、断熱性や保温性を高め、快適な室温を保ちやすくなります。
特におすすめなのが、ハニカム構造を持つハニカムスクリーンです。スクリーン内部の空気層が断熱材のような役割を果たし、冬は暖気が逃げるのを防ぎ、夏は冷房効果を高めます。
厚地の生地を使ったシェードやブラインドも、ある程度の断熱効果が期待できます。既存の窓に内窓(二重窓)を設置し、さらにハニカムスクリーンを組み合わせることで、より高い断熱効果を得ることも可能です。
防音
外部の騒音を軽減したい場合や、室内の音が漏れるのを防ぎたい場合には、窓装飾の防音効果も考慮すると良いでしょう。
一般的に、生地に厚みのあるアイテムの方が防音効果が期待できます。厚手のドレープカーテンはもちろんのこと、ブラインドやシェードも素材によっては防音性を高める効果があります。
特に、窓と窓装飾の間に空気層ができると、音が伝わりにくくなるため効果的です。窓枠との隙間をしっかりと覆えるような取り付け方法を選ぶことも、防音性を高める上で重要となります。
通風
窓を開けて換気をしたい場合や、自然の風を取り入れたい場合には、通風性の良い窓装飾を選ぶことが大切です。
ブラインドは、スラットの角度を調節することで、光を取り入れつつ風を通すことができます。バーチカルブラインドは、縦のスラットを左右に開閉できるため、窓を開けたままでも風の通り道を確保しやすいのが特徴です。
ロールスクリーンやシェードは、全開にすれば窓からの風を遮ることなく取り入れることができますが、途中で止めると風通しが悪くなる場合があります。通風を重視するなら、開閉の頻度や方法に合わせてアイテムを選ぶと良いでしょう。
お部屋の雰囲気作り
窓装飾は、部屋全体の雰囲気を決める重要なインテリアアイテムです。おしゃれな空間を演出するために、様々なアイテムのデザインや素材、色を考慮しましょう。
例えば、シンプルモダンな部屋には、フラットなデザインのロールスクリーンや、スタイリッシュなブラインドが似合います。
ナチュラルテイストの部屋には、木製のブラインドや、リネン素材のシェードなどが温かみのある雰囲気を演出してくれます。
和室には、和紙調のプリーツスクリーンが空間に馴染みやすいでしょう。また、柄物のシェードをアクセントにしたり、窓ガラスにおしゃれなデザインシートを貼ったりすることで、個性的なルームを演出することも可能です。
部屋の壁紙や家具の色、テイストに合わせて窓装飾を選ぶことで、統一感のあるおしゃれな空間を作り上げることができます。
窓のタイプに合わせた選び方
窓の形やサイズは様々であり、それぞれのタイプに最適な窓装飾アイテムが存在します。特に小窓や賃貸物件の場合、アイテムの選択肢や設置方法に工夫が必要です。ここでは、窓のタイプに合わせた選び方のポイントについて解説します。
小窓に合うアイテム
小窓は、縦長、横長、正方形など様々な形状があります。小窓の場合、カーテンのように生地にボリュームがあるとバランスが悪くなることがあるため、すっきりとしたデザインのアイテムがおすすめです。
ロールスクリーンは、フラットな見た目でコンパクトに収まるため、小窓に最適です。ブラインドもスラットで窓全体を覆えるため、小窓の目隠しや調光に適しています。
シェードもすっきりと収まり、窓枠内に設置すればよりスマートな印象になります。プリーツスクリーンやハニカムスクリーンも、小窓に対応したサイズがあり、デザイン性と機能性を両立できます。
小窓の形状や開閉方法、そして目的に合わせて、最適なアイテムを選びましょう。
賃貸物件での設置方法
賃貸物件では、壁や窓枠に穴を開けるなどの加工が難しい場合があります。そのような場合は、現状回復が可能な設置方法を選ぶ必要があります。
突っ張り棒を使用する方法は、手軽で賃貸物件でも安心して行える一般的な方法です。
突っ張り棒を使えば、のれんや布などを簡単に取り付けることができます。また、粘着テープで固定できるタイプの窓ガラスシートや、突っ張り棒式のロールスクリーンなども販売されています。
これらのアイテムは、一時的な目隠しや模様替えに便利で、退去時に簡単に取り外すことが可能です。賃貸の規約を確認し、許可されている範囲で窓装飾を楽しみましょう。
窓装飾の費用について
窓装飾アイテムの費用は、種類や素材、サイズ、機能、ブランドなどによって大きく異なります。事前に予算を決めておくことで、スムーズなアイテム選びが可能になります。
ここでは、各アイテムの一般的な価格帯や、費用に関する情報についてご紹介します。
アイテムごとの価格帯
窓装飾アイテムの価格帯は幅広いです。手軽なものでは、100円ショップなどで購入できる窓ガラスシートや、のれんなどがありますが、ぴったりサイズでお作りするオーダー商品となりますと商品やサイズで異なって きます。
既製品などで間に合わせられる場合はお手軽な価格でお求め出来ますが、ぴったりサイズでお部屋作りを イメージ通りにする場合価格帯としては、数千円から数万円程度となる場合があります。 シェードやプリーツスクリーン、ブラインドなどは生地の種類やメカニズムによって価格が異なり、比較的高価になる傾向があります。
オーダーメイドの場合機能性やデザイン性にこだわると、その分費用も高くなる場合がありますがイメージ通りのお部屋作りを目指す場合はその辺も考慮しておきましょう。
まとめ
カーテン以外にも、窓周りを彩るおしゃれで機能的なアイテムは数多く存在します。
ロールスクリーン、ブラインド、シェード、プリーツスクリーン、ハニカムスクリーン、そしてのれんや窓ガラスシートなど、それぞれの特徴を理解することで、部屋の雰囲気や目的に合わせた最適な窓装飾を選ぶことができます。
光の調節や視線対策、断熱・保温、防音、通風といった機能性や、部屋の雰囲気作りに合わせてアイテムを選び、さらに窓のタイプや賃貸物件かどうかといった設置条件も考慮することで、理想の窓辺空間を実現できるでしょう。
この記事でご紹介した情報を参考に、カーテン以外の多様な窓装飾アイテムを検討し、より快適でおしゃれな部屋づくりを楽しんでください。
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