賃貸物件でも安心!取り付け不要&DIYでできる窓周り商品の設置方法
賃貸物件にお住まいで、窓にカーテンレールがない、あるいは追加で設置したいけれど、壁に穴を開けることに抵抗があるという方もいらっしゃるでしょう。
賃貸物件では、退去時の原状回復義務があるため、壁に傷をつけることには注意が必要です。
しかし、近年では壁に穴を開けずに設置できる便利なアイテムや、DIYで簡単に取り付けられる方法が数多く登場しています。
ここの記事では、賃貸物件でも安心してカーテンを設置するための様々な方法をご紹介します。
突っ張り式ポールを使った方法やブラインドやロールスクリーンといったカーテンレール以外の選択肢、DIYで設置する際の注意点まで、詳しく解説していきます。
賃貸物件でカーテンレールがない場合の対応
賃貸物件では、入居時にカーテンレールがない場合や、備え付けのレールが破損していることがあります。また、和室で障子や襖があるためにカーテンレールがないといったケースも見られます。
そのような場合でも、賃貸契約で壁への穴あけが制限されていることが多いため、自身で勝手に穴を開けてカーテンレールを取り付けるのは避けるべきです。まずは管理会社や大家さんに相談し、状況を確認することが大切です。
経年劣化による破損であれば、費用負担なく修理してもらえる可能性もあります。もし穴開けが難しい場合は、突っ張り式のポールを用いたカーテンやつっぱり式のブラインド、ロールスクリーンなどで取り付ける方法を検討できます。
壁に穴を開けないカーテンレールの設置方法
賃貸物件で壁に穴を開けずにカーテンレールを設置したい場合、最も手軽で一般的なのが突っ張り式ポールをそのまま使用したり専用のリングランナーを用いてカーテンを吊るす方法です。
突っ張り式は、窓枠の内側や壁と壁の間に突っ張る力で固定するため、壁に傷をつける心配がありません。DIY初心者でも簡単に設置できる点が大きなメリットと言えるでしょう。
製品によっては、耐荷重もしっかりしており、一般的なカーテンを取り付けるのに十分な強度を持つものもあります。
突っ張り式ポールの選び方
突っ張り式ポールを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。適切な製品を選ぶことで、安全に長く使用することができます。まず、設置したい場所のサイズに合った伸縮範囲を持つレールを選ぶことが重要です。
次に、取り付けたいカーテンのサイズや枚数、種類を考慮し、必要な耐荷重を満たしているか確認しましょう。
カーテンの生地の厚さや種類によって重さが異なるため、複数枚のカーテンを取り付ける場合は特に耐荷重に注意が必要です。
耐荷重が不足していると、レールの落下につながる可能性があります。
1窓のサイズを確認する
突っ張り式ポールを選ぶ際に最も基本となるのが、設置する窓のサイズ、特に幅と長さの確認です。突っ張り式ポールは製品ごとに対応できる伸縮範囲が決まっています。
設置したい窓枠の幅や、取り付けたい場所の長さを正確に測定し、そのサイズに対応した伸縮範囲を持つレールを選びましょう。
窓枠の内側に取り付ける場合は窓枠の内寸を、窓枠の外側や壁間に取り付ける場合は必要な長さを測ります。適切なサイズを選ぶことで、レールをしっかりと固定でき、安全に使用できます。
2カーテンの重さに合わせた耐荷重を選ぶ
突っ張り式ポールを選ぶ上で非常に重要なのが、耐荷重の確認です。耐荷重とは、そのポールが安全に支えることのできる最大の重さを示しています。
一般的なカーテン用だけでなく押入れ収納用を活用すれば長さが長く耐荷重の高いものがあります。
取り付けたいカーテンの種類や枚数によって総重量は異なります。例えば、レースカーテンは比較的軽量ですが、厚手のドレープカーテンや遮光カーテンは重さがあります。複数のカーテンを掛ける場合は、それらの合計の重さがレールの耐荷重を越えないように注意が必要です。
製品パッケージや説明書に記載されている耐荷重を必ず確認し、使用するカーテンの重さに余裕を持った耐荷重のレールを選ぶことで、落下のリスクを減らすことができます。
突っ張り式カーテンレールの設置手順
突っ張り式ポールの設置は比較的簡単ですが、いくつか注意すべき点があります。
まず、設置場所の壁がしっかりと固定できる素材であるか確認しましょう。石膏ボードなど強度が弱い場所への取り付けは壁を破損させたり、ポールの落下につながる可能性があります。
タイル面など滑りやすい壁面に取り付ける場合は、湿気を取り除くために乾いた布で拭いてから設置すると安定性が増します。
多くの突っ張り式ポールは、カーテンを設置したい場所に合わせ伸縮させ、固定する仕組みになっています。
突っ張り式ポールはポールを取る付け箇所のサイズより少し長く伸ばしてテンションのかかり具合を見ながら微調整し設置してください。しっかりと固定されていないと、カーテンの開閉時にレールがずれ動いたり、最悪の場合落下する危険があります。
1ポールを水平に取り付ける
突っ張り式ポールを設置する際には、レールが水平になるように注意深く取り付けましょう。
ポールにリングを通して使用する場合ポールが傾いていると、カーテンを開閉する際に動きが悪くなったり、カーテンが片側に偏ってしまったりすることがあります。見た目が悪くなるだけでなく、使用上の不便さにも繋がります。
水平器アプリなどを活用したり、目視で確認したりしながら、ポールが真っ直ぐになるように調整してください。一度で完璧な位置に設置しようとせず、微調整を繰り返しながら最適な水平位置を見つけるのがおすすめです。
2ポールをしっかりと固定する
突っ張り式ポールを設置する上で最も重要なことの一つは、ポールを設置面にしっかりと固定することです。
固定が不十分だと、カーテンの重みや開閉時の力によってレールが落下する危険性があります。
特にカーテンを吊るした後や、開閉を繰り返すうちに固定が緩むことも考えられます。製品の説明書に記載されている固定方法に従い、確実にロックされているか、ぐらつきがないかなどを十分に確認しましょう。
3定期的な確認を行う
突っ張り式ポールは、設置後も定期的な確認を行うことが大切です。日々の使用やカーテンの開閉によって、徐々に固定が緩んでくる可能性があります。また、気温や湿度の変化、経年劣化によってもレールの突っ張る力が弱まることがあります。
定期的にポールにぐらつきがないか、しっかりと固定されているかを確認し、緩んでいる場合は再度固定し直しましょう。
特にカーテンが重い場合や、人通りの多い場所に設置している場合は、こまめな確認をおすすめします。破損している箇所がないかも合わせてチェックすることで、予期せぬ落下事故を防ぎ、安全に使用することができます。
自分で設置する際の注意点
突っ張り式の商品や突っ張りポールなどを使って自分でカーテン関連のアイテムを設置する際には、いくつか注意しておきたい点があります。
安全に作業を行い、設置場所である壁に負担をかけないようにするためにも、これらの注意点を守ることが大切です。誤った方法で設置すると、壁の破損や設置物の落下につながる可能性もあります。
特に、賃貸物件の場合は退去時の原状回復に関わる可能性があるため、より慎重に行う必要があります。
壁の傷やへこみを防ぐ
突っ張り式の製品や突っ張りポールを設置する際に、壁に傷やへこみがつかないように注意が必要です。
特に壁紙はデリケートなので、レールの端部などが強く当たると跡が残ってしまうことがあります。設置面の保護のために、当て板や緩衝材などを挟むのがおすすめです。
また、一度設置した後も、レールのずれや緩みがないか定期的に確認し、必要以上に壁に負担がかからないように調整しましょう。無理な力での設置や、耐荷重を超える重さのカーテンを吊るすことも壁への負担となり、破損の原因となる可能性があります。
安全に作業を行う
自分で突っ張り式ポールや突っ張りタイプの製品を設置する際は、安全に作業を行うことを心がけましょう。高い場所に設置する場合は、安定した脚立や踏み台を使用し、落下しないように十分に注意してください。
また、二人以上で協力して作業すると、より安全かつスムーズに行える場合があります。特に長い突っ張り式ポールなどを取り付ける際は、一人での作業はバランスを崩しやすく危険を伴います。
使用する工具なども、製品の説明書に従い適切に取り扱い、怪我のないように注意しましょう。
DIYか業者依頼か判断するポイント
賃貸物件でカーテンレールがない場合や、新しいものを取り付けたいと考えた際に、自分でDIYを行うか、専門の業者に依頼するか迷うことがあるかもしれません。
DIYは費用を抑えられるというメリットがありますが、正しい知識や技術がないと壁を傷つけたり、安全に設置できなかったりするリスクもあります。一方、業者に依頼すれば、専門的な知識と技術で適切に設置してもらえますが、費用がかかります。
簡単な突っ張り式のポールや製品の設置であればDIYでも比較的容易ですが、壁に穴を開けて本格的なカーテンレールを取り付け出来る場合や、自分で設置するのに不安がある場合は、業者への依頼を検討するのも一つの方法です。
壁の材質や構造が分からない場合も、無理せず専門家に見てもらうのが安心です。
まとめ
賃貸物件でカーテンレールがない場合でも、様々な方法でカーテンを設置することが可能です。
壁に穴を開けられないという制約がある賃貸物件では、突っ張り式のポールを活用する事が非常に便利なアイテムとなります。
これらのアイテムを使えば、壁を傷つける心配なく手軽にカーテンを取り付けられます。また、ブラインドやロールスクリーンといったカーテンレール以外の選択肢も、突っ張り式のタイプを選べば賃貸でも設置可能です。
自分でDIYで設置する際は、設置場所のサイズや耐荷重をしっかり確認し、壁に負担をかけないよう慎重に行うことが重要です。安全に注意して作業を進め、快適な窓周りを実現しましょう。
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