玄関にカーテンをつけて、目隠し&防寒対策をスマートに
玄関にカーテンを取り付けることは、機能性とインテリアの両面でメリットがあります。
玄関からの視線を遮りプライバシーを守る目隠し効果や、外気の侵入を防ぎ室内の快適な温度を保つ防寒・断熱効果は特に重要です。
また、おしゃれなカーテンを選ぶことで、玄関だけでなく家全体のインテリア性を高める間仕切りとしても機能し、ドア周りの空間をより魅力的な部屋へと変えることができます。
この記事では、玄関にカーテンを取り付ける様々な理由や、目的やお部屋の雰囲気に合わせたカーテンの種類、そして取り付け方法まで詳しく解説します。
玄関にカーテンを取り付ける理由
玄関にカーテンを取り付ける主な理由は、外からの視線を遮る目隠し効果と、冷気や熱気を防ぐ防寒・断熱効果にあります。
これらの効果により、プライバシーが確保され、室内の温度変化を抑えることができるため、快適な部屋環境を維持できます。
また、玄関ドア周りをカーテンで仕切ることで、おしゃれなインテリアの一部としても機能し、空間に変化をもたらす間仕切りとしても活用できます。
外からの視線を遮る
玄関にカーテンを設置する理由の一つは、外からの視線を効果的に遮ることです。
特に、玄関ドアを開けた際に室内が丸見えになってしまう間取りの場合、プライバシー保護の観点から目隠しは非常に重要になります。
カーテンを閉めるだけで簡単に視線を遮断できるため、急な来客や宅配便の受け取り時でも安心して対応できます。
また、夜間になり室内の照明をつけている状況でも、外から家の中の様子が見えにくくなるため、防犯対策としても有効です。
デザイン性の高いおしゃれなカーテンを選べば、単なる機能的な目隠しとしてだけでなく、玄関スペースのインテリア性を高める間仕切りとしても役立ちます。
冷気や熱気を防ぐ断熱効果
玄関は家の中でも外気の影響を受けやすく、特に冬場は冷気が侵入しやすい場所です。
玄関に適切な厚みや素材のカーテンを取り付けることで、外からの冷たい空気の侵入を防ぎ、室内の暖かい空気が逃げるのを抑える断熱効果や保温効果が期待できます。
これにより、部屋全体の温度を快適に保ちやすくなり、暖房効率の向上にもつながります。夏場は逆に、外部からの熱気の流入を軽減し、室温の上昇を抑える効果も期待できるため、年間を通して快適な室内環境づくりに貢献します。
厚手のドレープカーテンなどは、生地と生地の間に空気の層を作ることで、より高い断熱効果を発揮します。
玄関カーテンの種類を選ぶ
玄関に取り付けるカーテンには様々な種類があり、それぞれに特徴があります。
目隠しや防寒・断熱といった機能性はもちろん、おしゃれなインテリアとして玄関周りを演出し、間仕切りとして空間を効果的に使うためには、カーテンの種類選びが重要です。
一般的なドレープカーテンのほか、すっきりとした見た目のロールスクリーンや、光を取り入れつつ視線を遮るレースカーテンなどがあります。
また、アコーディオンカーテンやのれんといった選択肢もあり、和風や北欧風など、お部屋のテイストに合わせた布地のデザインを選ぶことで、より理想的な空間を実現できます。
ロールスクリーン
ロールスクリーンは、布を巻き上げて開閉するタイプのカーテンです。
最大の利点は、そのすっきりとした見た目です。窓まわりをシンプルにまとめたい場合や、あまり場所を取りたくない玄関スペースに適しています。
コード操作で簡単に開閉でき、上げ下げすることで視線のカット具合を自由に調節できるため、効果的な目隠しとして機能します。
デザインも豊富でおしゃれなものが多く、様々なインテリアスタイルに合わせやすいのも魅力です。完全に閉めれば光を遮ることも可能で、プライバシー保護にも役立ちます。
巻き上げた際には非常にコンパクトになるため、開口部を広々と使いたい場合にも便利です。
レースカーテン
レースカーテンは、薄手の生地で光を取り入れながら視線を遮る効果を持つカーテンです。
完全に室内を見えなくするわけではありませんが、適度な透け感で圧迫感を与えずに目隠しすることができます。特に、日中に自然光を取り入れたい玄関に適しており、明るさを保ちつつプライバシーを守りたい場合に有効です。
ミラーレースカーテンや遮熱レースカーテンなど、機能性の高いタイプも存在し、外からの視線をよりカットしたり、夏場の熱気対策に役立てたりすることも可能です。
ドレープカーテンと組み合わせて二重に吊るすことで、昼夜で使い分けるなど、より多様な対応ができます。
ドレープカーテン
ドレープカーテンは、一般的に厚手の生地で作られたひだのあるカーテンを指します。
その厚みとひだが空気の層を作るため、高い防寒・断熱効果を発揮するのが大きな特徴です。玄関からの冷たい空気の侵入をしっかりと遮断し、室内の暖かい空気が逃げるのを防ぐため、特に冬場の寒さ対策に有効です。
断熱性や保温性に優れた素材を選べば、より高い効果が期待でき、暖房効率の向上や結露の防止にもつながります。
デザインやカラーも豊富で、部屋のインテリアに合わせて様々な雰囲気を選べるため、機能性だけでなく装飾性も重視したい場合に適しています。
その他の選択肢(アコーディオンカーテン、のれんなど)
玄関の間仕切りや目隠しとして、ドレープカーテンやロールスクリーン以外にも様々な選択肢があります。
アコーディオンカーテンは、じゃばら状に折りたたんで開閉するタイプで、設置場所を取らず、必要な時にだけ間仕切りを作れる手軽さが魅力です。
簡易的ながらも視線を遮り、冷暖房効率の向上にも役立つ断熱効果を持つものもあります。のれんは、日本の伝統的な間仕切りで、手軽に取り付けられ、布の質感やデザインで和やかでおしゃれな雰囲気を演出できます。
完全に空間を仕切るわけではありませんが、ソフトな目隠しや軽い間仕切りとして有効です。その他にも、プリーツスクリーンやハニカムスクリーンなど、多様な素材やデザインの布を使った製品があり、和風や北欧風など、様々なインテリアテイストに合わせて選ぶことで、玄関周りの空間をおしゃれに演出できます。
取り付け方法で選ぶ
玄関にカーテンを取り付ける方法は主に二つあります。一つは、壁に穴を開けずに設置できる突っ張り棒を使用する方法で、賃貸住宅などにおすすめです。
もう一つは、より安定して重いカーテンも取り付けられるカーテンレールを使用する方法です。それぞれの取り付け方法には特徴があり、設置場所の状況や使用したいカーテンの種類によって適した方法を選ぶことが重要です。
取り付け方法を確認し、安全かつ効果的にカーテンを設置しましょう。
つっぱり棒を使用する方法
突っ張り棒を使った取り付け方法は、壁に穴を開ける必要がないため、賃貸住宅などで気軽に玄関にカーテンを設置したい場合に非常に便利です。
玄関ドア周りの壁間に突っ張り棒をしっかりと固定し、カーテンのポール通し部分やハトメに棒を通すだけで簡単に取り付けができます。
ただし、突っ張り棒には耐荷重があるため、使用するカーテンの重さを確認し、耐荷重を超えないように注意が必要です。
軽量なレースカーテンや、厚手すぎない生地のカーテンに適しています。重すぎるカーテンを取り付けると、落下のリスクがあります。窓枠内の小窓など、比較的狭い範囲に取り付ける場合にも適した方法と言えるでしょう。
カーテンレールを使用する方法
カーテンレールを使用して玄関にカーテンを取り付ける方法は、より安定した設置が可能になります。壁や天井にしっかりと固定するため、厚手で重量のあるカーテンや、頻繁に開閉する玄関のカーテンに適しています。
既存のカーテンレールがない場合は、新しくレールを取り付ける工事が必要になりますが、一度設置すればしっかりとカーテンを支えることができます。
カーテンレールの種類には、機能性を重視したシンプルなものから、デザイン性の高い装飾レールまで様々なタイプがあり、玄関のインテリアに合わせて選ぶことができます。
正面付けや天井付けなど、取り付け位置によって見た目や機能が変わるため、設置場所に適した方法を選ぶことが重要です。
効果的な玄関カーテンの選び方
玄関に設置するカーテンを効果的に選ぶためには、いくつかのポイントを考慮する必要があります。
まず、防寒や断熱、目隠しといった必要な機能性を明確にすることが大切です。次に、設置場所のサイズに合ったカーテンを選ぶことで、隙間からの外気侵入を防ぎ、機能性を最大限に発揮できます。
また、日々の手入れのしやすさも考慮に入れると、清潔な状態を保ちやすくなります。最後に、玄関全体のインテリアに調和するデザインを選ぶことで、おしゃれで快適な空間を演出できます。
北欧風や和風など、好みのスタイルに合わせて素材や柄を選ぶことも重要です。
機能性で選ぶ(防寒・断熱、目隠し・遮光など)
玄関カーテンを選ぶ上で最も重要なポイントの一つは、どのような機能性を重視するかです。冬場の寒さ対策として高い防寒・断熱効果を求める場合は、厚手の生地や保温機能のある素材を選びましょう。
室内の暖かい空気を逃がさず、外からの冷気の侵入を防ぐことで、暖房効率が向上します。プライバシー保護のための目隠しが主な目的であれば、透けにくい遮光機能や遮像機能を持つカーテンが適しています。
光をしっかりと遮りたい場合は遮光カーテンが有効で、視線だけを遮りたい場合は光を取り込めるタイプの目隠しカーテンもあります。用途に合わせた機能を持つカーテンを選ぶことで、玄関の悩みを効果的に解決し、より快適な空間を実現できます。
手入れのしやすさ
玄関は人の出入りが多く、外部からのホコリや汚れがつきやすい場所です。そのため、玄関に設置するカーテンは、手入れのしやすさも考慮して選ぶことが大切です。
自宅で簡単に洗濯できるウォッシャブル機能付きのカーテンであれば、清潔な状態を保ちやすく、日々のお手入れの負担を軽減できます。
特に、小さなお子様やペットがいる家庭では、汚れやすい可能性が高いため、洗濯機で丸洗いできる素材や製品を選ぶと便利です。
厚手のカーテンや特殊な素材のカーテンの中には、自宅での洗濯が難しく、専門のクリーニングが必要な場合もあります。購入前に洗濯表示などを確認し、お手入れ方法を理解しておきましょう。
デザインとインテリア
玄関は家の顔とも言える場所であり、そこに設置するカーテンはインテリアの一部として空間の雰囲気を左右します。
機能性だけでなく、デザインにもこだわって選ぶことで、おしゃれで居心地の良い玄関空間を演出できます。玄関全体のテイストに合わせて、カーテンの色や柄、素材を選びましょう。
例えば、北欧風のインテリアには、シンプルながらも温かみのあるデザインや、自然をモチーフにした柄のカーテンがよく馴染みます。
和風の玄関には、落ち着いた色合いや和柄を取り入れた布地のカーテンやのれんが適しています。
また、風水を気にする場合は、玄関に良い運気を呼び込むとされる色や柄のカーテンを選ぶのも良いでしょう。
カーテンのデザイン一つで、玄関周りの印象を大きく変えることができるため、おしゃれなカタログやオンラインショップなどを参考に、理想のインテリアに合うカーテンを見つけるのがおすすめです。
引越し前にカーテンを準備する重要性
玄関にカーテンを設置する際にはいくつかの注意点があります。まず、使用する取り付け方法に適したカーテンを選ぶことが重要です。
特に突っ張り棒を使用する場合は、カーテンの重さが耐荷重を超えないように注意が必要です。重すぎるカーテンは突っ張り棒が落下する原因となる可能性があります。
また、カーテンレールを取り付ける場合は、壁の下地の有無や強度を確認する必要があります。さらに、玄関は風水において重要な場所とされるため、気になる場合は風水的な観点も考慮に入れてカーテンを選ぶと良いでしょう。
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