ロールスクリーンの操作方法とクリップの正しい使い方を解説!
ロールスクリーンの紐の操作や取り付けでお困りではありませんか?ロールスクリーンにはいくつかの操作方法があり、それぞれ紐の扱い方が異なります。また、安全に使用するためには、紐を適切にまとめるコードクリップの活用が重要です。この記事では、ロールスクリーンの主な操作方法から、紐を安全にまとめる方法、長さ調整、そして取り付け方法まで、詳しく解説します。ロールスクリーンを快適にご利用いただくための情報を網羅していますので、ぜひ参考にしてください。
ロールスクリーンの操作方法
ロールスクリーンの操作方法は、製品によって様々な種類があります。主に手動と電動に分けられ、手動の中にもいくつかの方式が存在します。操作方法を理解することで、ロールスクリーンをスムーズに使うことができます。
チェーンを操作する方法
チェーン式のロールスクリーンは、側面に付いているチェーンを操作してスクリーンの昇降を行います。チェーンを片側(一般的には手前側)に引くとスクリーンが上がり、反対側(室外側)に引くとスクリーンが下がります。この方式は、大きな窓に取り付けた場合でも比較的軽い力で操作できるという利点があります。
チェーンの操作位置は、製品によっては左右どちらでも選ぶことができるため、家具の配置などを考慮して決定すると使い勝手が良くなります。スクリーンを好きな位置で止めることができるため、光の量を細かく調整したい場合にも適しています。巻きズレなどのトラブルが比較的少ない操作方法と言われています。
プルコードを操作する方法
プルコード式のロールスクリーンは、スクリーンの一番下に付いているコード(プルコード)を引いて操作します。プルコードを真下に引くとスクリーンが下がります。
スクリーンを上げる際は、プルコードを少し下に引き、すぐに手を離すとスプリングの力で自動的に巻き上がります。途中で止めたい場合は、再度プルコードを少し引くとその位置で止まります。チェーン式に比べて操作コードが短く、見た目がすっきりとしているのが特徴です。腰高窓や小窓など、比較的小さな窓におすすめの操作方法と言えます。
電動で操作する方法
電動式のロールスクリーンは、リモコンやスイッチ、またはスマートフォンなどを使って操作します。電源に接続したり、充電したりして使用します。離れた場所から操作できるため、高窓や吹き抜けなど手の届きにくい場所に取り付けた場合に非常に便利です。また、複数のロールスクリーンを同時に操作することも可能です。
操作コードやチェーンがないため、見た目が非常にすっきりとしており、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使用できます。一部の製品はスマートスピーカーと連携させることも可能です。
ロールスクリーンの紐を安全にまとめる
ロールスクリーンの紐やチェーンは、小さなお子さんやペットがいる家庭では思わぬ事故につながる可能性があります。そのため、安全対策として紐を適切にまとめることが重要です。多くのロールスクリーンには、紐を安全に収納するためのクリップなどのアイテムが付属しています。
コードクリップの役割
コードクリップは、ロールスクリーンの操作コードやチェーンが長く垂れ下がっている場合に、それらをまとめておくための安全部品です。特に小さなお子さんやペットがいる家庭では、垂れ下がったコードやチェーンに体が絡まってしまう危険性があります。クリップを使用することで、これらの紐を子どもの手の届かない高い位置に束ねておくことができ、事故を予防する役割を果たします。
コードクリップの具体的な使用方法
コードクリップが手元にない場合でも、ロールスクリーンの紐をまとめる代替品はいくつかあります。例えば、輪ゴムやケーブルバンド、ケーブルクリップなどが使用できます。これらのアイテムを使って、垂れ下がったコードやチェーンを束ねることで、ある程度の安全対策になります。
ただし、製品に付属している専用のクリップが最も安全性が考慮されているため、可能な限り正規のコードクリップを使用することが推奨されます。
ロールスクリーンの紐の長さ調整
ロールスクリーンの操作紐やチェーンの長さは、設置場所や使用する人の身長に合わせて調整したい場合があります。特に小さなお子さんがいる家庭では、安全のために紐を短くする必要があります。
チェーンの長さを調整する方法
チェーン式のロールスクリーンの長さ調整は、チェーンに付いているジョイント部分で行える場合があります。ジョイント部分を外し、チェーンの余分な部分をカットし、再度ジョイントを繋ぎ合わせることでチェーンを短くすることができます。ただし、チェーンを短くしすぎると、スクリーンの昇降ができなくなることがあるため注意が必要です。
一般的に、チェーンの長さは製品の丈の70%以上必要と言われています。調整を行う際は、少しずつ長さを確認しながら行うのが良いでしょう。
プルコードの長さを調整する方法
プルコード式のロールスクリーンの長さ調整は、プル(持ち手)の中にあるコードの結び目を調節することで行います。まず、プルの中からプルコードの結び目を引き出します。結び目をほどき、プルを固定したい位置で再度結び目を作ります。余分なプルコードはハサミでカットして短くすることができます。プルコードを短くしすぎると、スクリーンを一番下まで降ろせなくなる場合があるため、必要な長さを考慮して調整してください。
左右の高さがずれてしまった場合の調整
ロールスクリーンを使用していると、左右の高さがずれてしまう「巻きズレ」が発生することがあります。チェーン式の場合は比較的巻きズレが起こりにくいとされていますが、プルコード式の場合は発生することがあります。巻きズレが発生した場合は、一度スクリーンを一番下までゆっくりと降ろしきってみてください。
製品によっては、一番下まで降ろすことで左右のバランスがリセットされ、巻きズレが解消されることがあります。それでも改善しない場合は、取扱説明書を確認するか、購入店に相談することをおすすめします。巻き取りスピードの調整機構が付いている製品もあります。
ロールスクリーンの取り付け方
ロールスクリーンの取り付けは、種類や設置場所によっていくつかの方法があります。適切な方法を選ぶことで、ロールスクリーンを安定して設置し、安全に使用することができます。
取り付け方法の種類
ロールスクリーンの主な取り付け方法には、天井付け、壁面付け(正面付け)、カーテンレール付け、つっぱり式があります。
天井への取り付け
天井への取り付けは、窓枠の内側や部屋の天井に直接ブラケットを固定する方法です。ブラケットを設置したい位置に決め、ネジなどでしっかりと固定します。ブラケットの取り付け位置は、製品の両端から数センチ内側になるようにし、複数のブラケットを使用する場合は等間隔になるように配置します。
ブラケットを取り付けたら、ロールスクリーン本体をブラケットにはめ込み、「カチッ」と音がすれば取り付け完了です。窓枠内に設置すると、ロールスクリーンが窓枠にすっきりと収まり、見た目が綺麗になります。ただし、窓枠の奥行きが製品の奥行きよりも十分にあるか確認が必要です。また、間仕切りとして部屋の天井に取り付ける場合もあります。
壁面への取り付け
壁面への取り付け(正面付け)は、窓枠を覆うように壁にブラケットを固定する方法です。窓枠の外側に設置するため、窓全体を覆うことができ、光漏れを防ぎやすいというメリットがあります。ブラケットの取り付け位置を決め、ネジなどで壁に固定します。この際、壁の材質がロールスクリーンの重さに耐えられる下地であるか確認が必要です。石膏ボードのみの場合は補強が必要な場合があります。ブラケットを取り付けた後、ロールスクリーン本体をブラケットにはめ込みます。
カーテンレールへの取り付け
カーテンレールへの取り付けは、既存のカーテンレールに付属の専用取り付け金具(レールビスなど)を使用してロールスクリーンを設置する方法です。壁に穴を開ける必要がないため、賃貸住宅にお住まいの方などに適しています。カーテンレールのランナーを取り外し、取り付け金具をカーテンレールに通して固定します。
取り付け金具の数はロールスクリーンの幅に合わせて調整し、均等な間隔で配置します。金具を固定したら、ロールスクリーン本体を金具にセットします。ただし、カーテンレールの耐荷重量を確認しておく必要があります。重いロールスクリーンはカーテンレールへの取り付けには向かない場合もあります。
つっぱり式での取り付け
つっぱり式での取り付けは、本体そのものにテンション機能がつけられておりそれを利用して取り付ける方法です。こちらは壁に穴を開ける必要がないため、手軽に取り付けたい場合や賃貸住宅におすすめです。
取付方はまず、本体のテンション部分を縮めて枠内にセットします。 次に、本体のテンション部分を固定する固定ネジを本体についているダイヤルを操作し、しっかりと出きって完了です。 工具を使わずに取り付け出来る最も簡単な取り付け方法と言えます。浴室に隣接した洗面所やキッチンなど、壁に穴を開けにくい場所にも適しています。
取り付け位置による操作方法の選び方
ロールスクリーンの操作方法は、取り付ける場所や窓の種類によって選び方が異なります。掃き出し窓のような大きな窓や、高い位置にある窓には、立ったまま操作できるチェーン式や電動式がおすすめです。特に吹き抜け窓など手の届かない場所には、リモコンで操作できる電動式が便利です。腰高窓や小窓など、比較的小さな窓には、見た目がすっきりするプルコード式が適しています。
操作チェーンやコードの長さを調整することも可能ですが、安全のためにも使用する場所に適した操作方法を選ぶことが重要です。また、ロールスクリーンの前に家具を置く予定がある場合は、操作方法(チェーンの位置など)が妨げにならないか考慮して選びましょう。
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