完全遮光カーテンとは?
1級遮光との違い・メリットデメリット・寝室での選び方をプロが解説

「完全遮光カーテン」と「1級遮光カーテン」は何が違うの?寝室に使っても大丈夫?そんな疑問を持つ方に向けて、
オーダーカーテン専門店「ジャストカーテン」のスタッフが、完全遮光カーテンの仕組みから選び方まで徹底解説します。

この記事でわかること

  • 完全遮光カーテンとは、生地裏面に3層のアクリル樹脂コーティングを施すことで遮光率100%を実現したカーテンのこと
  • 完全遮光と1級遮光の違いは遮光率(100% vs 99.99%)と体感にあり、昼間に睡眠を取る必要がある方には完全遮光が最適
  • 寝室・赤ちゃん部屋・ホームシアターで特に効果を発揮し、遮熱・防音効果も兼ね備えている
  • 光漏れはカーテン生地ではなくレールや隙間から発生するため、リターン仕様や大きめサイズのオーダーで対策できる
  • コーティング加工のため洗濯は手洗い・クリーニング推奨。正しいお手入れで経年劣化を防げる

ジャストカーテン編集部

日本最大のオーダーカーテン専門店ジャストカーテン。カーテン・シェード・ブラインド・ロールスクリーンなど窓周りのインテリア商品のプロが、選び方・コーディネート・お手入れ方法など、カーテンに関する知識・ノウハウを発信しています。

遮光カーテンは、外からの光を遮り、快適な室内環境を作るための必須アイテムです。
しかし、いざ選ぼうとすると「1級〜3級の違いは何?」「寝室にはどれが最適?」と迷ってしまう方も少なくありません。
本記事では、遮熱・遮光カーテンの専門店である「ジャストカーテン」のスタッフが、等級ごとの特徴や失敗しない選び方を分かりやすく解説します。

完全遮光カーテンとは?仕組みと構造をプロが解説

遮光カーテンには1級〜3級の等級がありますが、その上に「完全遮光」というカテゴリが存在します。
等級の基準を定める一般社団法人日本インテリア協会(NIF)では遮光率99.99%以上を「1級」と定義していますが、完全遮光カーテンとはその1級をさらに超えた遮光率100%を実現したカーテンです。

では、なぜ100%が実現できるのか。鍵は生地の構造にあります。
ジャストカーテンの完全遮光カーテンは、表生地の裏側に3層のアクリル樹脂コーティング(ホワイト→ブラック→ホワイトの順)を施しています。
中央のブラック層が光を吸収し、その両側のホワイト層がさらに光の透過を防ぐ構造です。この多層コーティングが生地の織り目の隙間をくまなく埋めることで、物理的に光をゼロにします。

また、この高密度コーティング構造は遮光だけでなく、遮熱・防音効果も同時に高めるという副次的なメリットも生みます。
夏の西日対策、冬の断熱、そして生活音や外からの騒音軽減まで、一枚のカーテンで複数の機能をまかなえる点がユーザーから評価されています。

完全遮光と1級遮光の違いを徹底比較

数字だけ見ると「0.01%の差なんて誤差では?」と思いがちです。でも実際に寝室で使ってみると、この差は明確に「体感」できます。

1級遮光は「目が慣れると輪郭がうっすらわかる程度の暗さ」。
対して完全遮光は「目が慣れても何も見えない、完全な暗さ」。
特に昼間に睡眠を取る必要がある方にとって、この差は睡眠の質に直結します。

以下の表で、どちらが自分のライフスタイルに合うかを確認してみてください。

「朝日で自然に目覚めたい」なら1級遮光、「昼間でも一切光を入れたくない」なら完全遮光カーテンが正解です。
迷う場合は、無料サンプルで両方の生地を手元で確認してから決めるのがおすすめです。


完全遮光カーテンの4つのメリット

① 昼間でも完全な暗さを実現

「1級遮光で十分では?」という声をよく聞きますが、夜勤明けに昼間の睡眠を取る方や、赤ちゃんのお昼寝タイムを確保したい方にとっては、完全遮光でないと「明るくて眠れない」という問題が起きやすいです。
3層コーティングが光を物理的にゼロにするため、午後2時の強い日差しの中でも、部屋は夜中と同じ暗さになります。

② 夏の西日・冬の冷気を同時にシャットアウト

遮光カーテンは生地が高密度で厚手なため、窓辺の熱の出入りを抑える「遮熱・断熱効果」に優れています。

コーティング層が熱の移動も遮断するため、夏は外からの輻射熱が室内に入りにくく、冬は室内の暖気が窓から逃げにくくなります。
「エアコンをつけても窓際だけ暑い・寒い」という悩みを感じている方は、完全遮光に変えるだけで体感温度が変わるケースがあります。

③ 外の騒音と室内の音漏れを軽減

遮光カーテンは生地が高密度で厚手なため、窓辺の熱の出入りを抑える「遮熱・断熱効果」に優れています。

3層コーティングの厚みが音の振動を吸収します。完全な防音にはなりませんが、交通量の多い道路沿い・線路沿いのお部屋では、一般的な遮光カーテンと比べて明らかな静粛性の違いを感じられます。
在宅ワーク中の集中力維持にも効果的です。

④ プライバシー保護

光を100%カットするため、夜間に室内で照明をつけていても外から人影が映りにくくなります。一人暮らしや1階のお部屋でも安心です。


知っておきたいデメリットと対策

生地がやや硬く、ドレープ感が出にくい

コーティング加工により生地に厚みと硬さが出るため、ふんわりとした波打つようなヒダが作りにくいです。
対策:ヒダ山の少ない「フラットカーテン」や「1.5倍ヒダ」スタイルが相性良いです。購入前に無料サンプルで生地感を確認することをおすすめします。

カーテンレールの隙間から光が入る

生地自体は光を100%カットしますが、カーテンの上端・両端・裾の「隙間」は別の話です。
特にレール上部からの光漏れが起きやすく、「せっかく完全遮光にしたのに明るい」という声の多くはこれが原因です。
対策:天井付近へのレール設置、リターン仕様(端を壁側に折り返す)、カーテン丈を床ぴったりにするオーダーの3点セットが最も効果的です。

重量があり、洗濯時に注意が必要

3層コーティングの分だけ生地が重くなります。特に掃き出し窓用の大きなサイズは、濡れた状態で持ち運ぶと負担が大きいです。
また、洗濯機の強い水流・脱水はコーティングの剥離を早める原因になります。お手入れ方法はFAQで詳しく解説しています。

年数が経つとコーティングが劣化することがある

アクリル樹脂コーティングは消耗品です。使用環境(直射日光・高湿度・頻繁な洗濯)によっては、数年でコーティングが硬化・剥離し、遮光性能が落ちることがあります。
対策:正しいお手入れと保管(湿気を避ける、無理な洗濯をしない)で寿命を延ばせます。


完全遮光カーテンが特におすすめのシーン

寝室(特に夜勤明けや昼間の睡眠)

夜勤明けの昼間はぐっすり眠りたい!夜勤がある看護師・工場勤務・ドライバーの方など、昼間に睡眠を取る必要がある方に最も効果を実感いただけます。
人間の体内時計は光に敏感なため、遮光率100%の環境は睡眠の質向上に直結します。

赤ちゃん・子どものお昼寝部屋

赤ちゃんのお昼寝をしっかりとりたい!赤ちゃんは光の刺激に敏感です。部屋を暗くすることで昼寝時間が安定し、生活リズムを整える助けになります。
子ども部屋として長く使えるよう、シンプルなデザインもラインナップしています。

ホームシアター・ゲームルーム

ホームシアターをお昼でも楽しみたい!プロジェクターで映像を楽しむ場合、部屋の明るさが映像の品質に直接影響します。
完全遮光なら日中でも映画館に近い環境を実現できます。

良質な睡眠を追求したい方

良質な睡眠が欲しい!睡眠の質は光環境に大きく左右されます。
街灯や車のヘッドライトが気になる都市部の寝室では、完全遮光カーテンが睡眠改善の第一歩になります。


完全遮光カーテンの選び方3つのポイント

① カラーで選ぶ

完全遮光カーテンはコーティング加工の関係で、ホワイトやベージュなど明るい色でも光を100%カットできます。「遮光カーテン=暗い色」というイメージがありますが、インテリアに合わせた色選びができます。

ジャストカーテンの完全遮光シリーズのカラー展開:ホワイト・ベージュ・グレー・トープ・ネイビー・ブラウン・アイボリー・イエロー・オレンジ・ライトブルー・グリーンなど。

② サイズは「窓より大きめ」にオーダー

完全遮光カーテンでも、サイズが小さいと窓の端から光が漏れてしまいます。以下が基本の目安です。

  • ・幅:カーテンレール幅 × 1.5〜2倍(ひだの数による)
  • ・丈:窓枠下端より15〜20cm長め(床まで届くタイプが光漏れ少ない)
  • ・取り付け位置:天井付近まで上げると効果大
  • ③ カーテンレールとの組み合わせを考える

    カーテン生地が完全遮光でも、レールの取り付け方次第で光漏れが発生します。光漏れを防ぐポイントは以下の通りです。

  • ・リターン仕様(端を折り返す)のレールを選ぶ
  • ・カーテンレールカバーを設置して上部の隙間を塞ぐ
  • ・天井直付けのレールにすることで上からの光漏れを防ぐ

  • よくある質問(FAQ)

    • 完全遮光カーテンは洗濯できますか?

      一番の違いは「光を遮る専用の加工がされているか」です。
      多くの場合、コーティング加工の劣化を防ぐため、手洗いまたはクリーニングが推奨です。
      洗濯機を使用するとコーティングが剥がれ、遮光性が低下する可能性があります。必ず商品の洗濯ラベルを確認してください。

    • コーティングはいつか剥がれますか?

      2枚重ねることで物理的な厚みが増すため、1枚の時よりは遮光・断熱効果は高まります。
      使用環境および年月の経過により、劣化・硬化し、コーティングの剥離が発生する事があります。
      正しいお手入れと適切な保管(直射日光・高湿度を避ける)を心がけることで、長持ちさせることができます。

    • 完全遮光でも光漏れが発生するのはなぜですか?

      完全遮光の「遮光率100%」とは生地そのものの性能を指します。カーテンレールの上部・左右・裾などの「隙間」からは光が入ることがあります。
      光漏れが気になる場合は、リターン仕様や天井近くへの設置など設置方法の工夫が効果的です。

    • 1級遮光カーテンと完全遮光どちらを選べばよいですか?

      「朝日を感じて自然に目覚めたい」方は1級遮光、「とにかく光を一切入れたくない」方は完全遮光がおすすめです。
      迷う場合は無料サンプルを取り寄せて生地感を確認してみてください。

    ジャストカーテンの完全遮光カーテン一覧


    ジャストカーテンでは、完全遮光カーテンを豊富なカラーラインナップでご用意しています。



    まとめ:ライフスタイルに合わせて選ぼう

    完全遮光カーテンは、遮光率100%という究極の暗さを実現するだけでなく、遮熱・防音・プライバシー保護まで兼ね備えた高機能カーテンです。

  • ・夜勤や昼間の睡眠が必要 → 完全遮光一択
  • ・赤ちゃんのお昼寝環境を整えたい → 完全遮光がおすすめ
  • ・ホームシアターで昼間も楽しみたい → 完全遮光で映画館の暗さを実現
  • ・朝日で自然に目覚めたい → 1級遮光か2級が向いている
  • ジャストカーテンでは、10枚まで無料サンプルをお届けしています。生地感や色味を実際に確認してからご購入いただけますので、ぜひお気軽にお申し込みください。

    「どの完全遮光カーテンが自分の部屋に合うかわからない」という場合は、ジャストカーテンのお問い合わせ窓口(電話・メール・LINE)にてプロのスタッフがご相談を承ります。


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