意外と大事な奥行きのはなし。~カーテン編~
     
  • 2022.06.04
  • 和歌山岩出店

意外と大事な奥行きのはなし。~カーテン編~

こんにちは( * ‘-‘ )ノ”

ジャストカーテン和歌山岩出店です!

雨が降る日も増えつつあり、じわじわと梅雨の季節が近づいている気配がします。。

岩出店は店舗の裏側が田んぼになっているので、雨が降り出すとカエルがたくさん鳴いています(๑⁰ 〰⁰)

ちょっとしたことで季節を感じるのは、なんだか素敵なことですよね✨

個人的な話ですが、我が家ではレモンの木を植えており雨が降った翌日は、さわやかな黄緑色の葉に乗った雨粒がキラキラして本当に綺麗なんです!!٩(๑´3`๑)۶

また雨水を吸ってすくすくと成長してくれるので、水やりの手間も省けます(( ´∀` )

今年も梅雨明けごろから膨らみ始めるレモンの実が楽しみです!

さて、植物が成長するために雨はとても大事ですが、窓周りにカーテンやロールスクリーンなどのメカ物を取り付けるときにも、とても大事なことがあります。

それは、奥行きです!!!

意外と知られていませんが、窓周りにカーテンなどを取り付けるときに奥行きを確認していただかなくてはならない場合があります。

今回は、意外と大事な奥行きのはなし。~カーテン編~ということで、カーテンレールやカーテンを取り付ける時にどう奥行きが関係してくるのかをご紹介します✨

カーテンを検討されている方はぜひ参考にしてください!

◎奥行きが必要なときってどんなとき??

カーテンを取り付けるのに奥行きを確認しなければいけないのはどんなときでしょうか?

それは。。。。

カーテンボックス内にカーテンやレールをつけるとき

です!!

詳しくみていきましょう!

◎カーテンボックス内にカーテンやレールを取り付けるとき

そもそもカーテンボックスとはなんでしょうか??

カーテンボックスとは、カーテンの上部やカーテンレール、またその設置部分を隠す箱型のインテリアのことです。

省エネ効果や遮光性を高めてくれたり、装飾性もあるので窓周りをおしゃれにしてくれるアイテムで昔から人気のインテリアです✨

箱型でカーテンレールを覆い隠すような形のイメージが強いですが、最近では天井部分を掘り込みカーテンレールを隠すスタイルも人気になってきています。

より窓周りがすっきりとした印象になりますね!

そんなカーテンボックスですが新しくレールをつける時や、カーテンの吊り替えでも注意が必要です。

《新しくカーテンレールを取り付けるとき》

カーテンボックス

2連のタイプのカーテンレールを取り付ける時の奥行きは15cm以上が理想的です。

これ以上奥行きが小さくなると、カーテンを開け閉めするときにヒダ山(カーテンの上部で生地をつまんでいる部分)がカーテンボックスに当たってしまう可能性があるうえに、カーテンを吊り込みにくくなります。。(´·×·`)

ヒダ山とボックスとの干渉

中にはカーテンとシェードを組み合わせて吊られている方もいると思います。

カーテン+シェード

その場合、奥行きは18cm以上が理想です。

シェードは生地が上にたたみ上がっていくカーテンなので、たたんだ部分は必ず膨らんでしまいます。

奥行きが少ないとたたんだ部分がカーテンボックスから飛び出てしまったり、部屋側に吊っているカーテンを圧迫してしまったりする可能性があります。。(´·×·`)

《カーテンボックスのカーテンを吊り替えるとき》

カーテンボックスのカーテンを吊り替えるときにも奥行きを確かめていただきたいですが、

特に注意が必要なのは、カーテンの仕様を変更するときです。

カーテンの多くは以下の3種類で縫製されることが多いです。

3つヒダをつまむ2倍ヒダ(3つ山ヒダ)

2つヒダをつまむ1.5倍ヒダ(2つ山ヒダ)

ヒダをつままないフラットカーテン(ノンプリーツ)

2倍ヒダは1.5倍ヒダに比べ、ヒダを1つ多くつまむことで生地の使う量を調整してプリーツを深くし、高級感を出しています。

またヒダ山の高さもプリーツを深く出すために2倍ヒダの方が高くなっています。

2倍ヒダと1.5倍ヒダのヒダ山の違い

上の写真のように、ヒダ山の高さがかなり違うため

1.5倍ヒダから2倍ヒダにカーテンを吊り替える際には、カーテンボックスや他に取り付けているものに当たらないか確認しておく必要があります。(´·×·`)

カーテンボックスの奥行きが十分あれば心配はないですね♪

フラットカーテンについても、カーテンボックスの奥行きはとても大事です。

ヒダがないので奥行きを使わないと思われがちですが、フラットカーテンの場合はカーテンを開けると、生地は前後に飛び出てたたまれていきます。

フラットカーテンのたたみ分の厚み(上から)

また、このたたみ代の厚みはフラットカーテンの倍率(レールの長さに対する生地の巾)が大きければ大きいほど、増えていきます。

フラットカーテンの倍率は1.1倍~1.3倍が標準です。

その場合、カーテンボックスの奥行きは15cm以上必要です。(シングルレールの場合)

1.3倍以上の倍率の場合は奥行きはさらに必要になります。

なので1.5倍ヒダからフラットカーテン、2倍ヒダからフラットカーテンに仕様を変更する場合はとても注意が必要です!!

ヒダや倍率についてHPでも詳しくご説明していますので下記のまとめもご参考ください!

カーテンのヒダの選び方~2倍・1.5倍・ノンプリーツの違いは?~

《カーテンボックスの奥行きが十分にないとき》

ここまでカーテンを吊るのに必要な奥行きについて紹介してきましたが、

もともとのカーテンボックスの奥行きがないときはどうすればいいでしょうか??

それは。。。

カーテンの仕様を片ヒダにする!

です!

まずは片ヒダとはなにかをご紹介します。

片ヒダとは、ヒダを一方にたたみ、平たく縫い上げる仕様です。

学生服のスカートのイメージです!

ナイフプリーツともいわれたりします٩(ˊᗜˋ*)و

この仕様にするとヒダをつまんでとっている1.5倍ヒダ、2倍ヒダに比べてヒダ山が飛び出しにくいので、カーテンボックスや前に吊っているカーテンとの干渉を避けることが可能です✨

また、片ヒダでもウェーブ感はしっかりあり(2倍ヒダと同等程度)、ヒダの部分もカーテンボックスに隠れてしまうので通常のカーテンと変わらない見た目になります✨

ジャストカーテンでも片ヒダでの縫製を承っておりますので、ぜひスタッフに相談してみてください!!

◎まとめ

いかがだったでしょうか??

あまり気にされることが少ないけれど、実はとても大事な奥行きについて今回はご紹介させていただきました。

カーテンボックスは最低でも15cmの奥行きが必要なことわかりましたね♪

これからカーテンボックスを検討されている方、カーテンボックスのカーテンを新調しようと検討されている方はぜひこちらの記事を参考にしてみてください!!

また今のカーテンボックスの奥行きに余裕がなくてもカーテンの仕様を変更すれば、カーテンが使いやすくなるということもご紹介しました。

カーテンとカーテンボックスとの干渉が気になる方は、ぜひ一度ご自宅のカーテンがどのような仕様になっているのかお確かめください!

次回は意外と大事な奥行きのはなし。~メカ物編~になります。

ロールスクリーンなどのいわゆるメカ物は、商品のタイプや仕様によって必要な奥行きがそれぞれ違います。

今人気のバーチカルブラインドなども、奥行きがなくて取り付けられない!!ということも。。

メカ物はどれだけの奥行きが必要なの?? カーテンボックスは??

奥行きが十分にないときはどうすればいいの??

詳しくご紹介しますので、更新をお楽しみに!!( * ‘-‘ )ノ”

和歌山岩出店

和歌山県岩出市中島697
0736-63-3302
10:00~19:00
水曜日(祝日の場合は営業、翌木曜日休み)

駐車場有り(無料)

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